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薬局以外での仕事

薬剤師の仕事は、病院・薬局の、調剤に限定されるものではありません。白衣を着ている格好しか見ないので、一般の人にはわかりませんが。例えば、最近増えてきた薬物乱用防止について、官公庁・学校に、啓発活動を依頼されたりします。麻薬などの乱用が、高校生や主婦にまで広がっています。また、精神科の薬をかき集めて、乱用する人もいます。そこで、そんな薬物汚染を食い止めるのに、活動を行っています。

具体的には、薬物乱用に関する講習会の講師をします。この活動に携わるのは、病院・薬局の薬剤師だったり、薬剤師資格のある製薬会社の人、官公庁の人だったりします。それに、医薬品関係には、必ず薬剤師がいます。医薬品メーカーのあらゆる部門、医療に医薬品を卸す医薬品卸業、医薬品承認・医療関係の行政機関などでも、ニーズがあるのです。新薬の開発には、化学物質を、合成物質や動植物、土壌から探し出します。

それから、動物に与えて見て、それから病気の人・健康な人で臨床試験をします。そして、医薬品として有効で安全だと承認されれば、医療現場に出回ります。が、このプロセスが日本では、異常に、長ったらしいと批判されています。医療現場に出てからも6年間、製薬会社はその効果・安全性をモニタリングしなくてはなりません。研究・開発、承認取得、製造のための仕事は、すべて製薬会社で部門が分かれています。製造するだけの後発医薬品メーカーでも、薬事法では、会社に総括販売責任者として、薬剤師を常駐ささせないといけません。