処方箋のチェック
薬剤師は、医師・看護師・作業療法士などで構成される、医療チームの一員であるともいえます。だから、薬剤師の仕事は、薬に関して、気をつけなければならない点を、治療のための必要な情報として、伝えるという、ポジションにあります。医師は、患者さんの症状や検査を見て薬を出します。ですが、アレルギーの有無に関してや、他の病気で飲んでいる薬の存在や、相互作用のある食べ物・サプリメントなどのチェックまで、手が回らなかったりするものです。
そんな場合には、薬剤師がフォローして、その薬が良くない方に働くリスクを防ぎます。調剤薬局で、最初に患者さんに書いてもらう問診票などに、チェック事項が網羅されているので、安心です。また、薬歴という服用歴が管理・記録されています。今まで飲んだ薬、副作用やアレルギーの有無など、医療に欠かせない記録です。それらを見て、リスクのある薬の選択が処方箋にあれば、医師に連絡して、変更してもらいます。同じ効き目の薬でも、アレルギーの出ないものに、いくらでも変更できるのです。そのため、調剤薬局には、常時1000近くもの薬があるのです。
また、ない薬が処方せんにあった場合でも、他の薬局などから、取り寄せたりできます。それは、医療事故を防ぐ上で欠かせません。病気で気が立っているのに、色々聞かれるのは、突っ込まれるようで、嫌でしょう。ですが、そのまま調剤された薬を、何のチェックもなしに、服用するほうが、余計危険なのです。